あまり気温が低いと、コンクリート工事などは工事延期
などの対策をしなければならなくなり、工期通りに進まないことも・・・
なんだか悔しいですが、自然には逆らえません^^;
門周り・基礎編
前回の門柱に続く、本日は基礎のお話。
基礎。
これは外構工事の中では切っても切り離せない工事の一つ。
完成後からはうかがい知ることのできない場所ですので、施主様はあまり
目にする機会もなく、業者任せになりやすい部分でもあります。
門柱やその他ブロック工事には、必ず基礎が必要と考えております!
このブログの初めに書いた、水盛・遣り方で仕上がり高さを決め
その高さから、基礎コンクリートの仕上がり高さを決め掘削。
基礎の深さは、基礎コンクリート下に敷き詰めるクラッシャー(砕石をすり潰した材料)
と呼ばれる骨材を 転圧後厚み約10㎝になるように敷均し。プラス
基礎コンクリートの厚み約15㎝ の合計25㎝を掘ります。
※ 施工ブロック段数により厚みや仕様は異なります。
基礎コンクリートには、打設前に 配筋と呼ばれる鉄筋を所定の形状に組み上げなければなりません。
一般的な門柱で、一番下のベース筋と呼ばれるハシゴ形状のものを設置し 長手方向に40㎝ピッチで 立ち上がり鉄筋を配置します。
使用する鉄筋は、D筋と呼ばれる表面がごつごつした形状で、JISマーク入り!
型枠で枠取り、コンクリートを打設し基礎工事の完成です。
このきれいな基礎が、地中に埋もれていくなんて・・・
勿体ない気がするのは私だけでしょうか??^^;
今日はここまで・・・
次の更新は 来年かな~
皆様、よいお年を!