こんにちは。本日ブログ担当の河野です。
エクステリアの空間も建物の中と同じで、使えるスペースは決まっています。
その中で優先するのは、当然生活していくうえで絶対に必要なもの。
門柱、アプローチ(階段)、境界のブロック・フェンス、そしてガレージ(車がない方には必要のない方は別として)。
これらをまず初めに決定して、残りがフリーに庭として使えるスペースです。
今日のお話はその「庭」をどうしたいかというお話。
「家族で使うプライベイトな庭」をご希望される方は、ウッドデッキやテラスを中心に計画し、お隣の視線にも気を配って、目隠しフェンスなどを取り入れるといいと思います。
「お友達などとワイワイ楽しむための庭」をご希望される方は、上のデッキやテラスの他にバーベキュー炉、ガーデンシンク、ベンチを計画されるといいでしょう。
「お子様やペットの遊び場としての庭」をご希望される方は、芝生などを中心にした、障害物の少ない広いスペースの確保を目的とした計画が良いかもしれません。最近はペットのためにガーデンルームを取り入れる方も多いです。
「使うことを重視する庭』をご希望される方は、床をコンクリートで仕上げて、物干しスペース、物置スペースとするだけでなく、雨風を塞げるテラス屋根、サンルームを検討されるといいです。
「ガーデニング空間」をご希望される方は、花壇だけでなく、花台の設置やプランターを収納しておくためのスペース、パラソルやオーニングの設置も検討されるといいでしょう。
「眺める庭」をご希望の方は、昔ながらの灯篭や蹲を使う方法、近頃ですとガラスのウォールやアイアン飾りと植栽を組み合わせたりが良いと思います。またライトアップで夜の景色にもこだわりたいところです。
上記のいくつかのパターンを組み合わせるのも良いと思います。
環境によりできることできないことはありますが、まずは庭を「どう使いたいか」を検討されてはいかがでしょうか。