本日担当の大西です。
今回は、埋め込み灯の交換について書こうと思います。
ちょうど5年くらいたった現場ですが、埋め込み灯の一部分だけ点かなくなったので交換したい
との連絡がありました。
その器具はタカショー製のパワーLEDグランドライトと言う製品で、一時LEDにしては金額も
手頃で、大きさも90φと大きくなく使い勝手が良かったのでよく使用していました。
最初は器具を新しく取り直して、差し替えるだけで良いなと思っていたのですが・・・
なんと廃盤になっていました!
代替品や後継種は無いものかとメーカーに問い合わせたのですが、在庫含めて見つからず新機種に
交換するしか手はありませんでした。
しかし、単純に変えると言っても同じ大きさのものが見つからず、一回り小さくするか、大きくするかしかありません。
小さいのは65φ、大きいのは108φで似ているのは108φと言うことでこれに決定。
土間に埋め込んでいるので、交換してからの周りの補修がネックでした。仕上げがジャミコンの洗い出し仕上げだったため
四角く切り抜いて補修すると目立つし・・・
そこでコア屋の登場。コアのサイズで110φがあり、これなら目地補修程度で済むし目立たないと思い交換の日に電気屋と
ともに来てもらいました!
まずは前の器具を取り外して・・・と思ったら砂が噛んでしまったのか取れない!
あきらめて、電気がショートしないように電源を切ってもらってコアヌキ!
きれいに抜けました!器具もすっぽり!
のはずが、器具を埋め込むための台座があるのですが私が見たカタログと違い、
下部がスカートのように広がっていて、142φもありました。
どうしよう・・・
上部はきっちりなのに、下の広がりのせいで大きく開け直したら目立つやん!
職人の機転で台座を加工して納めることにしました。
台座の上部だけカットして下部はこれまたピッタリ納まる100φのVU管があったのでドッキング。もちろん
水が入らないように加工は施しました!
おかげできれいに納まり、違和感なく交換することが出来ました。