本日担当の大西です。
そろそろ梅雨明け?でしょうか?
空の雲も入道雲のような大きなものがもくもくと、今日なんてスコール並みの雨が降りましたしね。
今回は意外と多い依頼の戸当たりの取り付けをいくつかご紹介したいと思います。
戸当たりと言ってもいろいろ種類がありまして、一般的なのは大きく分けると床付、壁付けの2種類になるかと
思います。
外構工事の種類としては床付が多いのですが、付ける場所によっては壁付けが適していたりするのでその時々によって
変えたりします。
まずは外の扉の戸当たりです。
扉をそのまま開くと壁に取っ手の部分当たる場合は下の写真のようなものを取り付けます。
外部に使うので錆に強いものを選択することと、あとは高さのあるものを使うこと。これが重要です。
昔々、何もわからなくてつけたのは良いが何年か経って見に行くと錆びてしまって見れないこともありました。
あとは高さ。外構で使う門扉は基本土間から10センチほど隙間があることが多いです(わざと低く作る場合もあります。動物避け等)
なので通常よく見る戸当たりより長いものを探さなくてはいけません。今は金物メーカーさんからも出してるものがあるのでそれほど手間は
掛かりませんが、昔はあちこち探して廻りました。
下の土間がタイルや石や、コンクリートとその種類によって穴の開け方も深さも考慮しなくてはいけません。
続きましては床につけられなかったバージョンです。
下が砂利などの場合、床付が出来なくて(基礎石とか入れたら出来なくは無いですがあまり見た目が・・・)壁につけることもあります。
この場合はさらに難易度が高く当たるのが柱の角に錠の角が擦るとのことでした。なかなか良いのがなくて結局手作りになりました。
ステンレスのアングルステーにゴムを固定しました。これで傷が付くことを気にせずに済むようになりました。
最後に玄関の扉が柱や壁に干渉する場合です。
これは戸当たり自体は低いタイプで問題ないです。逆に高いものをつけると野暮ったくなります。
注意する点は、もちろんタイルや石を割らないこと(専用のドリルがあれば比較的楽に開きます)と、
タイルの場合は戸当たりを固定するアンカーを通常より長いものを用意することです。
タイルの下はパサと言われる砂とセメントを空練りしたものが数センチあるので、そこを貫通し下地の
コンクリートまで到達しないと強度が確保出来ないことがほとんどなので必ずセットで付いてくるアンカー
とは別に長いものを用意するのがみそです。
と、まあこのようにつける場所に応じて物を変えたりしながら扉が障害物に当たらないように(傷が入らないように)
しています。
たかが戸当たりされど戸当たりなので気になる方は一度ご相談ください。