本日のブログは、西條が担当します。
今日は、ちょっと大事なお話。
家を建てるにあたって、よく耳にするのが『 宅造造成 』という言葉です。
俗に言う、宅地造成等規制法は、「 宅地造成工事規制区域 」内で宅地造成に関する工事や、
現在利用されている宅地について、災害の防止のために必要な規制等を行い、
造成された宅地を利用する方や、その周辺に居住する方々の生命や、財産の保護を目的としています。
よって、宅地造成等規制法では、 宅地造成工事規制区域 を指定し、
この区域内で行う工事において一定規模以上の場合、許可及び届出が必要となります。
許可を受けなければいけない工事として
・切土をした土地の部分に高さ2mを超える崖が生じるもの。
・盛土をした土地の部分に高さ1mを超える崖が生じるもの。
・切土と盛土を同時に工事をする場合で、盛土をした土地の部分に高さ1m以下の崖を生じ、
かつ、当該切土及び盛土をした土地の部分に高さ2mを超える崖を生ずるもの。
・上記に該当しない切土又は、盛土であって、当該切土又は、盛土をする土地の面積が500㎡を超えるもの。
以上が、宅地造成等規制法のが概略で土留めと成るものは、コンクリート擁壁や、
それに準ずる構造のものとなり、コストも掛かってしまいます。
できれば、宅地造成等規制法に掛からない方法で工事をしたいと思うのは当然の話です。
基本的なところをクリアしながら、安全で快適なエクステリアを提案する事が私たちの仕事です。
そして、私たちのスキルが生かされるところです。