本日担当の大西です。
昔はそこまで思わなかったけど、年齢を重ねていくと欲しくなってしまいますよね。
掴まるところが。。。
でも土間も出来てるし、そこをつぶしたり仕上げを斫ってしまったりするのはたいそうだし、仕上げの
色も変わってしまうしね。。。
と、言う方に。
下地がしっかり無いといけないのですが、こんな手がありますよ。
そう!コア抜きですね。これで土間に穴をグリグリと開けるわけです。
穴を開け終るとさらに掃除するために水があのように溜まってしまうということです。
もちろん柱を建てるときにはちゃんとスポンジ等を駆使して水分を極力なくしますけどね!
そうしないと、モルタルの水分ががなかなか引かないからです!
こんな感じに。
こうすれば穴の部分だけの色が変わるだけで、仕上げに影響を
及ぼすことが少なくて済みますしね!
きれいに抜けると気持ちが良いのですが、たまにひっかって抜いたコンクリートが
引っかかることも・・・
穴を開けた部分を上から見たところ。なぜ水が溜まっているのか?
それは・・・
このように水を流しながらコアドリリングを回転させて穴を開けるからです。
摩擦を軽減するためですね!
で、穴を開け終ると、今度は柱を立てていきます!
今回はLIXILの商品グリップラインを使用させていただきました!
モルタルを足元につめていきます!
普通は柱だけを先に立てておいて、次の日に手摺を取り付けたり、
組んでおいて、動かないように何かで固定したりすることも多いです。
が、今回は・・・
通常のモルタルにジェットセメントを混入しました!
これを混ぜることにより、セメントが固まるのが早くなります!冬には特に重宝しますね!
ただ、早く固まるので、ゆっくりしてたら・・・
特に夏場なんかは気をつけないと、便利なものが厄介なものになりかねません!
着々と作業を進めていきます。
両サイドの柱を先に極めて、それから手摺を取り付け、間の柱も立てていくわけです。
今回は正直に言うと、寒かったからか、なかなか固まってこず苦労しました!暗くなる前になんとか完了。
裏の部分を接写!塞ぎ材を取り付けたので握った時に変な引っかかりもなく、握りやすくなります!
そして最近の手すりは樹脂被膜系が増えました!
昔はアルミだけだったので、夏場などは暑くて握れなかったり、冬場は冷たくてやっぱり握れなかったりしたもんです(^_^;)
樹脂の出たてはすごいと思いましたが、やっぱり最初は色の抜けが早かったり、べとべとしてきたりとやはり難儀なことは
有りましたが、だんだん改良されてきましたので、そんな心配も少なくなりました!
みなさんも、もし手摺を付けたいけど、既存の土間をつぶしてまでは・・・などを考えてしまって迷っていらっしゃる場合、
こんなことも出来ますので、ぜひ相談だけでもしてくださいね!