本日担当の大西です
今回はカーポートの変遷についてです。
カーポートも時代とともに仕様や形が変わってきました。
30年程前のカーポートと言えば、鉄のフレームに波板を貼ったものが主流でした。
そこにアルミのフレームのカーポートが登場。屋根材も波板のものもありましたが、アクリル板
を使用したものが主流になりました。
波板から、アクリル板になっただけでもかなりスタイリッシュになり、形も直線だけのものから
少しカーブが掛かったものも登場。
ただ、アクリル板の難点として、固いものが落ちてきたりした時に、割れてしまうことが多々ありました。
台風などで物が飛んで来たりしたときなどがそうですね。
と、言うことで今度はポリカ板の屋根が登場。これは強度が高いのが謳い文句。展示会などに行くと、ポリカ
板が置いてあって、ハンマーで思い切り叩いてください!などと書かれていて、興味本位で思い切りたたきましたが
割れず、すごいものができたなぁと思いました。
ポリカ板のいいところはもう一つあって(これは個人の感想)アクリル板の時はよく夏場など気温が高い時に
チリチリ?、チキチキと言う音がかなりしていたのですが(実際問い合わせもありました)ポリカになってからは
あまり聞かなくなりました。熱で形が変形することもあったり、年数が経つと硬化してしまって割れたりすることも
しばしば。家の壁を塗り替えたり、補修するときに屋根材を外さないといけない場合もあって(足場を組むため、または
作業スペースの確保のため)アクリルが主流の時は、かならずと言っていいほど、屋根材は新しいものにしていました!
もちろん、アクリルのほうが値段も安かったので、出た当初はオプションでどちらかを選ぶようになっていました。
今ではアクリルは見なくなり、ポリカが主流になりました。色目も昔はブラウンだけ(クリアはあったかな?)、ブルー
が出てきて、半透明(マット系)もそのあとに登場。
さらに現代にはポリカはポリカでも熱線吸収タイプ、さらに雨で汚れを流してしまうものまで登場!モチロン値段はその分
高くなりますが、選ぶものが増えたのはうれしいことですね!
夏場の車に乗り込むときのムッとした、もわっとした暑さの軽減、熱くて持てなかったハンドルも握れるようになることに
一役買いますので屋根材の検討はよく考えてみるのが賢いやりかたです。
今回はここまで。続きはまた次回に書きたいと思います。