こんにちは。本日ブログ担当の河野です。
今日のお話は、アルミ鋳物の話。
鋳物とは
ウィキペディアによると、「鋳物」とは以下の通りです。
『加熱して溶かした金属を型に流し込み、冷えて固まった後、型から取り出して作った金属製品。
人類が金属の使用を始めた当初から使われた技法で、古代では自然界に純粋な形で産出する金及び精錬が容易な銅、青銅、黄銅等の銅合金が主に用いられた。
鉄の精錬はかなり難しく、武器としての性質も優れていたので、人類史上永らく金より高価であった』
アルミ鋳物
エクステエリアの世界で、鋳物と言えばアルミです。
門扉やフェンスに使われていて、通常のアルミ形材の商品より、クラシカルで洋風よりのものが多いです。
(写真:三協 フェアル1型)
アルミ鋳物の商品はかつてのエクステリアではよく使われていたのですが、今では種類も使用する機会もグッと減ってしまったような気がします。
しかし今でも商品は健在ですし、洋風住宅では重宝しています。
形材よりも見た目もずっしりとしていて重量感がりますし、何より鋳物ならではの美しい彫刻や植物のような造形を気に入られるお客様もいらっしゃいます。
(写真:三協 ロヴァンティ)
(写真:三協 プロヴァンス8型)
モダンエクステリア向け鋳物
ここまでの話ですと、「鋳物」=「洋風」に受け取られてしまいそうですが、そうではありません。
鋳物でもモダンエクステリア向けの商品もあります。
(写真:三協 マイリッシュS1型)
(写真:三協 グランクロス)
難点としては、型に流し込んで製作するため、サイズ特注が難しいということです。
フェンスの場合、現場でのカットが可能は可能ですが、規格のサイズに合わせて模様を決めているので、カットによりそれが崩れてしまうので、あまりオススメはできません。
決まった寸法でビシッといれてしまうほうが、連続している場合でも絶対にカッコいいです。
(写真:三協 ハーベリー2型)
(写真:三協 マイリッシュS3型)