本日担当の大西です。
そろそろ梅雨明け宣言かと思いきやなかなか梅雨もしつこく踏ん張りますね。今日も雨予報で
現場の進行が何件か妨げられました(^_^;)
それはさておき、今回は経年変化によるコンクリートの割れを補修してきた現場について書きたいと思います。
出来たときはきれいだったところも経年変化でもろくなってしまい、割れたり、はがれたりするコンクリート。
モルタルで補修したりしてもやっぱりすぐ剥がれたりするので、直してほしいとの依頼で行ってきました。
こんな感じですね。ぽろぽろと取れてしまってますね。取れているところが限られているのでその部分だけ
表面を斫って打ち替えることにしました。
溝蓋をとると音防止のゴムもとれていたのでこれも新品に取り替えました。
浮いている箇所は軽くハンマーで叩くだけで取れましたが、これだけでは厚さが足りなく
また割れてしまう可能性が高いのでさらに道具を使用して斫りました。
斫ったあと、埃を水洗いして、枠を作成、既存のコンクリートと新しいコンクリート
が密着するように接着剤(ハイフレ)を塗布しました。
そこにコンクリートを流し込んで仕上げていきます。
モルタルだけだと強度が心配だったので、細かい砕石を練り混ぜてコンクリートにしました。
乾燥させたのちに枠を取り外し、溝蓋をもとに戻して(もちろんゴムは取り替えてます)完成となります。
これでコンクリートも取れることなく安心して使用していただけるようになりました。