2021年最初の投稿です。担当は大西です。
2020年はコロナで色々と対応に追われて大変な一年になりました。
毎日の検温、ソーシャルディスタンスの徹底、マスクの着用等々今までなかった事が当たり前に
なってきました。
今年もしばらくは続きそうですが、なんとか乗り切っていきたいと思います。
さて、今回は何について書こうかと思ってましたが、最近依頼の多い人工芝について少し書きたいと思います。
庭をするときにまずあこがれるのが芝生ではないでしょうか(個人的見解です)
青々とした芝生でゆったりと満喫する。良いですよね~。
しかし、自然の芝生は手入れと立地条件がかなり重要となってきます。
手入れでまず言えば、刈込。これは4月末くらいから最低10月くらいまでは毎週と言っていいほどしなきゃ
美しい芝生は保てません。しかも刈込だけではなく、雑草引き。一緒に刈り込んでもしばらくは問題なさそうで
すが、気が付けば芝生より雑草のほうが繁殖してる!なんてことも。あと、肥料やり、端部の処理(ほっとくと
端だけ伸びてしまいます。エアレーションも張って年数が経つと土壌が固くなって芝生の生育が悪くなってきま
す。そのときに穴をあけて通気を促し、水はけの改良、密生した根のをほぐし発根を促します。
目土も重要。表面の凹凸をなくしたり根元の保護等。水やりもしっかりね(これはどの植木でもそうですが)
ほかにもあるとは思いますがざっと思い浮かべてもこのぐらいは必要です。
手入れはばっちりしてもらっても育たない場合も多いのが立地条件になります。
まず水はけが悪い場合(ある程度は土壌改良、排水計画でなんとなります)、日当たりが悪い場合(これがどう
仕様もない事が多いです)、夜露が掛からない、雨が掛からない屋根の下(枯れる確率がかなり高い)
場所によって日当たりが違う場合も生育がまばらなので思ってるように育たないなど。
ゴルフ場の芝生のようにきれいにというのはかなり条件がきびしいというわけです。忙しくて手入れが・・・
という方。最近の人工芝はかなり進化してきています。枯芝も表現して遠目でみるとほぼ芝と見分けがつかない
ものも増えてきました。手入れもほぼ無し。枯れる心配もないので忙しい人にもピッタリです。
ただ自然の芝生に比べると初期費用は掛かってしまいます。
もちろん種類や下地をどうするかにもよりますが倍では納まりません。(見積もり出すとまずびっくりされるかた
が多いです)
下地処理として砕石を敷き詰め、さらに高さ調整で砂を使い、雑草が生えにくいように防草シートを敷いてから
人工芝を敷くようにします。そうすることで不陸が少なく、雑草も生えにくい人工芝になります。絶対生えないわ
けではないのでご注意ください(端部の基礎際や継ぎ目が生えやすいです)
ただ芝生よりは手入れが要らないのと美しい状態が年中続きます(休眠期がないので)
と、いろいろ書きましたが条件と手入れが苦にならなければ芝生、条件が合わない、手入れがちょっとという方は
人工芝も検討いただければと思います。最後に施工写真を載せますので参考にしてください。では。