本日担当の大西です
カーポート、サイクルポートの基礎
車や、バイク、自転車などを雨に濡れないようにするときに重宝されるカーポートやサイクルポート。
敷地に余裕がある場合は別として、だいたい境界いっぱいに建てたいですよね。
でもカタログに掲載されている基礎をしようとすると、境界から30センチ程度離さないと出来ないんですよね!
そこで、メーカーが出している偏心基礎部材を使うことで解消されます!
専用の偏芯基礎部材を使用することで、基礎の位置は動かさずに、柱の位置だけを移動することができます。
こうすることで、通常境界から30センチいるところが6センチほど離すだけで大丈夫になります。
こんな感じで柱の重心をずらすことにより、出来るだけ柱を境界いっぱいに建てることが出来るようになります!
実際に施工するとこんな感じ
横からみるとこうです。今回は境界から10センチ離す仕様だったので、6センチよりは離れてますが
通常施工よりかなり寄せて施工できました!
この偏心基礎部材を使用した場合のちょっとした残念な点は、端に寄せる施工でない場合で、厚み10センチ以上のコンクリートを打つ場合
は、通常の基礎の大きさよりかなり小さく施工することが出来るのですが、偏心基礎を使用した場合は土間コンクリート併用基礎は使用でき
ないことと、縦樋を直接土間ではなく、地中埋設排水を使用とした場合、偏心基礎が邪魔になってしまうこの2点。そしてあと偏心基礎部材
が受注生産+費用がちょっと高いのも・・・(^_^;)
それをクリア出来ればさらに良いのですが、メーカーさんの今後の改良に期待しましょう!