秋も深まり、紅葉も見ごろを迎えましたね。
寒さが本格的になる前に、この週末には紅葉を感じながら
今年最後のバイクツーリング出かけようかと思います。
しかしながら、一時は休息していたコロナ禍も、ここ数日急速に広がりを見せており、
Goto のさなか、判断に迷いますが皆さんもご注意くださいね。
設計担当の西條です。
秋、まっただ中の紅葉シーズンではありますが、今年一番の芝貼工事を紹介します。
公共工事の一つで、この春に完成して〖J-GREEN SAKAI〗のフィールドの天然芝張替工事です。
人工芝のフィールドが多い中、天然芝のメインフィールドです。
一見、きれいに見える天然芝ですが、フィールドに立ってみると度重なるメンテナンスで、
芝生の損傷が激しい部分も・・・!!
芝生を全てめくり、排水を良くするための路盤(砂)をもやり替え、透水管を埋設。
めくった芝生は全てロール状にして、他のところで補修用に流用します。
長年使用した芝生は結構な厚さになっていますね。
等間隔ごとに杭を打ち、レベルを慎重に確認しながら新しい砂を敷き均して行きます。
この下地のレベル設定ですべてが決まります。
下地の砂路盤ができると、新しいし芝生を下地の調整をしながら均等に敷き均して行きます。
1ロールづつ慎重に丁寧に、この作業だけでも数日かかりました。
そして、ようやく完成。
綺麗に張り替えられた天然芝は中央から外側へ緩やかな傾斜がつけられ、
選手たちが思い切りプレーができるように継ぎ目なく仕上げられます。
張りたてで、黄色かった芝生も、日を追うごとに緑が増して行きます。
最後に、この芝生を管理する上で最も大事なスプリンクラーのチェック。
ようやく、選手を迎え入れる準備ができました。
やっぱり天然芝っていいですね。
コロナ禍も落ち着き、スタンドを満員にした中、選手たちが、
このフィールドで思い切りプレーできる日が、一日でも早く来ることを願います。