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引戸のお話

2016年4月2日

引戸のお話
担当:河野裕治

こんにちは。本日ブログ担当の河野です。

IMG_7004

 

今日のお話は、引戸(スライドドア)について。

エクステリアの扉と言えば、開戸を思い浮かべる方が圧倒的に多いと思いますが、他にも引戸というタイプがあります。

レナード1型

 

(写真:三協アルミ レナード1型)

 

 

引戸イメージ3

(写真:三協アルミ カタログより)

 

引戸の魅力

引戸の魅力の一つ目は、門扉から中に入ってからのスペースが開戸より大きい分、敷地を広く使えるという点です。

もう一つの魅力は開閉がしやすいということ。

また、アプローチなどに使用する商品は、ノンレールタイプのものが多く、車椅子でも通行しやすいです。

引戸イメージ2

(三協アルミ カタログより)

 

有効開口幅も広いものならおよそ1100m程度確保できます。特殊な商品を除き、開戸の片開きでも一番広いものは900mmなので、それよりも広いことになります。

更に広さ求める場合は、袖扉付きタイプもございます。

レナード4型

(写真:三協アルミ レナード4型)

 

機能門柱と一体にして、スッキリまとめてしまうという方法もオススメです。

ダブルエントランス独立

(写真:LIXIL ダブルエントランス 独立タイプ)

 

またガレージに使用する商品には、電動タイプもございます。

ラグード1型

(写真:三協アルミ ラグード)

 

引戸の注意点

次に引戸のデメリットというわけではないですが、計画に取り込む場合の注意点です。

一つ目は、施工必要幅についてです。

開戸に比べて、奥行きが狭くても良いのは前述の通りですが、その分間口方向に扉のおよそ2倍弱のスペースが必要になります。

私たちも提案させていただくうえで、いつもネックになっている部分です。

二つ目は、種類が少ないという点です。

バリエーションの数ではやはり開戸には勝てません。高さも一番大きいものでH1400です。開き戸のようにH1800や2000といった高いものはありません。

それでも最近は、木目調のものなどが発売されて、随分と計画に取り入れやすくなりました。

レナードM3型

(写真:三協アルミ レナードM3型)

 

どんな商品にもいい意味も悪い意味も含めて特徴がありますので、その辺りを上手に取り入れながら、見た目も使い勝手も良いエクステリアプランをご提案させていただければなと思います。

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