本日担当の大西です
土について
植物を扱う上で外せないのが土です。
土と言っても種類は多種多様。場所によっても性質はバラバラ。
その性質によって、改良してあげないといけません。
外構でよく使用する真砂土。これは一般的に化粧用で山土をふるってあるきれいな土ですが、
これさえも採る場所によって、色も黒っぽかったり、赤みがかったり、黄色っぽかったりといろいろ。
性質もさらさらな砂質系から粘土質の高いものも、粒子が細かいものもあれば、粗いものもあります。
庭をきれいにするのなら、そんなに気を遣わなくても大丈夫なのですが、最近ガーデニングや、家庭菜園、
はたまた本格的な畑までされる方もいてますので、その場合は真砂土だけではダメですね。
基本真砂土には栄養分がほとんどない状態なので植物を植える場合は真砂土に肥料などを混ぜて改良土に
しないといけません。
一般的なものにバーク堆肥、特に土に問題なければこれを混ぜてから植えつければとりあえずOK。
粘土質の場合は腐葉土やピートモス、牛フン堆肥、苦土石灰を加えて良く混ぜます。
こうすると通気性のよい、肥沃な土にすることができます。
逆に水はけが良すぎる場合には粘土質の土、堆肥や腐葉土などの腐食を多く加えて保水性を持たせるように改良します。
手っ取り早い方法として既存の土を取り除き、改良土をいれてしまう手もあります。
最初から肥料を混ぜ合わせてブレンドされた土なので、値段は掛かりますがあとの手間が省けます。
このようにその土の状態に応じた改良が、植物の生育に欠かせないわけですね。