本日のブログ担当の池田です。
今回も白華について書いていきます。今回で最終回となります。
前回のおさらい
白華の出やすい条件は
白華はブロックや舗装材の内部で水分が移動しやすいほど、容易に発生します。コンクリート等、空隙の多い軽量の骨材を使用して水を含みやすい製品ほど発生しやすいわけです。
また白華は、ブロックや舗装材の表面部で集中的に蒸発が起こる時に発生します。
逆に、夏場等、気温が高い時期はブロック自体の温度も高くなって内部で蒸発が起こるため、白華は発生しにくくなります。
一般的に
冬場で、雨や雪、霜等によって湿度の高い場合。
梅雨どきなど秋の長雨シーズン等、雨が多く湿度の高い状態が続く時に発生しやすいと言われております。
では、白華が起こった場合はどうすればよいのでしょうか。
白華が起こった場合の処理
ナイロンブラシ及びワイヤーブラシで軽く押さえ、2〜3回こすって白華を落とします。
目地部分に白華が出ている場合
マイナスドライバーでかき落とし、残った部分は希釈酸洗いを行った後、水で十分に洗い流します。
平らな部分で白華が取れにくい場合
皮すきで白華を剥ぎ落とし、残った部分は水洗いをしたうえで希釈酸洗いを行い、さらに十分に水で洗い流します。
白華が起きた時は、この様に処理しましょう。