本日のブログは、西條が担当します。
普段より、お客様へのプランは手書きの図面で提案させて頂いています。
完成した現場のイメージや、お客様がよろこんでいる姿を思い浮かべ、
白い紙の上で、一からペンを走らせています。
今日は、普段の仕事風景をご紹介したく、
着色の方法について少し、語ってみたいと思います。
着色の解説
着色と言っても平面図や立面図、お客様に何をピールするかによって着色の仕方が変わってきます。
その中でも、門まわりや、アプローチまわり、お庭まわりのスケッチ・パースなどは、
一つ一つ、その図面が完成していくイメージを込めて、着色して行きます。
先ずは、面積の広いものから順番に木製デッキから塗り始めます。
デッキの張り方向に向かって同じ方向に色を入れていきます。
初めは薄く、そこから徐々に濃くしていきます。
次に、奥にある濃いものから色を入れていきます。
特に、景石などは色を入れながら石の表情を作っていきます。
そして、景石の色を入れ終わると次に低木の色をぬってきます。
最初は薄く、そこからだんだん濃く・・・
色の濃淡を利用して、低木に立体感を持たせます。
低木、全体の色を抑えながら、今度は高木の着色に入ります。
たとえば、常緑の木は深いみどり色に、落葉の木は明るいみどり色で表現します。
奥の木と手前の木の色を変えながら色を塗っていき遠近感を表現します。
あとは、平面図の植木にも色を塗って植木の雰囲気づくりで仕上げます。
最後に、図面全体を見渡しメリハリがつくように仕上げて完成です。
最近では、あまり目にすることが無くなりつつある手書き図面ですが
CADパースとはまた違った、あじわいある雰囲気でお客様には大変好評です。
『 最近のプラン提案はどこも同じ 』っと、おっしゃる方!
是非とも、手書きのプラン提案を体感してみませんか。