本日担当の大西です
車止めについて
ガレージにつきものの一つに車止めブロックがあります。
コンクリート製のもの、陶器製、ステンレス、ゴム製、木製、石製etc・・・
アイデア一つでオリジナルのものを作ることだって可能です。
そもそも車止めとは・・・自動車は構造上、後退する際に運転者の視点から後方の安全が確認しづらいため、万一過走しても(速度が高かったり故意に乗り越えようとしなければ)安全な範囲で止まることができるようにするために設置するものです。
自動車の前後方向に対して横に長いコンクリート塊を、駐車スペースの端に車幅に合わせた間隔で2つ置いてあることが多い。
直方体の辺のうちタイヤに接する長い一辺を斜めに削った形の五角柱とし、タイヤへの負担を軽減しているもの増えています。
ほとんどの場合において自動車の床下より低く作られ車体そのものには接触しないため、車止めによって止まった場合でもおよそオーバーハングの分だけ車止めからはみ出すことになります。したがって、地面に対して凸となる大きな障害物(塀、建物等)や所有地の境界線などに面した駐車スペースではそのはみ出し分も考慮して車止めの設置位置を決める必要があるほか、運転者自身も駐車しようとする車のおおまかな寸法を知った上でその点を考慮する必要があります。
設置するにはそれなりにガレージの奥行も必要なので、ガレージを計画するときには注意が必要です。
一般的に多いのは後ろの壁等から110センチをブロックの前に設定しています。使い勝手により、もう少し狭くしたり広くしたり調整が必要な場合もありますが。
ガレージ奥が庭であったり、家の入口だったりと通路として利用する場合は通常2個つけるのを片側だけにすることもあります。